オトコふたりの食卓

健康と、同居人(韓国人♂) との生活に彩りを少しでも添えたいと思い、できるだけ自炊+お弁当を作ることにしました。しかしその後同居人は帰国。同居人がいたことが料理をする大きなモチベーションでしたが、ひとりになっても料理を続けます。タイトルに偽りありですが、このブログの原点なのでタイトルは変えずに続けます。下手な料理ですが、少しずつでも技量が上がるといいなと思っています。

刺身とチメッの夜

一昨日からソウルに来ております。
元同居人(韓国人)が親切に案内してくれるおかげで心配もなく歩き回ることができます。
料理がテーマのブログなので、やはり食べ物中心に書いていきたいと思います。

一昨日、元同居人とその友達が連れて行ってくれたのは、チョンノにある海鮮料理の店。
頼んだのは刺身(회 フェ)の盛り合わせ。

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ヒラメらしき白身の魚と、サバ?らしき光り物のお刺身が出てきました。
皿の左側がぽっかり空いているのは、もう1種類の魚がさばくのに時間がかかるから後から出てくる、とのことで。

皿の中央に載っているのはセリのキムチ(ナムルか?)。結構辛いです。
で、焼肉の食べ方と同じように、サンチュやエゴマの葉に刺身を載せ、にんにく、サムジャンなども一緒に包んで食べます。
日本の食べ方とは全然違うけど、これはこれでありかな〜と思います。
セリのナムルが香ばしくて美味しい。

後で出てくる、と言われた刺身はタチウオでした。別の皿で出てきましたが、やはりセリのキムチが。
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材料の味をシンプルに味わう日本料理とは方向性は違うけど、香味野菜や辛いタレで味わう韓国式もなかなか、美味しいし、楽しいです。韓国焼酎が進みます。


その後、連れて行ってもらったのがフライドチキンの専門店。
韓国にはフライドチキンの専門店がたくさんあります。
なぜかというとフライドチキンとビールを楽しむチメッ(치맥)というスタイルがとても人気があるからということ。
チメッの意味は、チキンの「チ」と、ビール(맥주 メクチュ)の「メ」から来ています。
頼んだのがクリスピーチキン。
サクサクの衣の歯触りがとてもいいです。
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ビール(맥주)がドーン!
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これは病みつきになりそうです。韓国でどうしてこのスタイルが根付いたのかはわからないけど…日本にあっても良さそうなのに。
ソウルにはこのようなチメッの店がたくさんあります。日本人からすると結構ビックリ。
元同居人が日本にいた頃、フライドチキンが食べたい食べたい、と言っていたのがよく分かります。

次に頼んだのがスパイシーチキンとフライドポテト。
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これは超激辛です。韓国人でも辛い!というレベル。中にはトッポッキも入っています。
辛くて、ビールがとても進みます。この時点で私はかなり酔っ払ってしまいました!

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メニューはこんな感じ。
3〜4人で取り分けられる量なので、安いと思います。

たくさん食べて飲んで…この日はかなり疲れました。
でも前から体験したかったチメッもできて、韓国人の今の文化に触れた思いがしてとても楽しい夜でした。
元同居人に感謝。