オトコふたりの食卓

健康と、同居人(韓国人♂) との生活に彩りを少しでも添えたいと思い、できるだけ自炊+お弁当を作ることにしました。しかしその後同居人は帰国。同居人がいたことが料理をする大きなモチベーションでしたが、ひとりになっても料理を続けます。タイトルに偽りありですが、このブログの原点なのでタイトルは変えずに続けます。下手な料理ですが、少しずつでも技量が上がるといいなと思っています。

ソウルで食べまくり(その2)

3日目は仁川に行きました。

仁川は多くの人には空港があるところ、というくらいの認識だと思いますが、韓国が外国に開国した時に最初に開港した港がある港町で、日本人を含む外国人の居留地でした。当時日本人が住んでいた日本人街もあり、韓国の歴史の中の日本人の痕跡を感じることができます。
 
仁川に来た大きな理由の一つは、チャジャンミョンを食べることでした。
チャジャンミョンは中華料理のジャージャー麺に似た料理ですが、韓国で独自に発展して韓国人が日常的に親しむ身近な料理になったと聞いています。もちろんチャジャンミョンは韓国ならどこでも食べることができるのですが、チャジャンミョンの発祥の地が仁川ということで、どうせなら仁川で食べよう!!というわけで仁川のチャイナタウンに来ました。
仁川駅を出ると、すぐ目の前が中華街です。 
f:id:Ships:20151225104250j:image
f:id:Ships:20151225104301j:image
f:id:Ships:20151225104311j:image
f:id:Ships:20151225104321j:image
 
 
仁川のチャイナタウンはこんな感じ。横浜の中華街に比べると規模も小さく地味ですが、商業化の色彩が強い横浜の中華街より、生活に根付いた感じがします。
 
f:id:Ships:20151225104337j:image
 
このお店で念願のチャジャンミョンを食べました。ガイドブックには必ず載っている、大きな店です。
 
 
メニューにはこの店独自の共和春チャジャンミョンと、普通のチャジャンミョンがあるのですが、せっかく仁川まで来たので共和春チャジャンミョンを試してみることにしました。
普通のチャジャンミョンと違ってエビやイカなど海産物が入っていることからお値段も普通のチャジャンミョンの倍くらい(10,000ウォン)しました。
 f:id:Ships:20151225104352j:image
f:id:Ships:20151225104403j:image
 
 
ボリュームがスゴイ!!
この黒い餡を麺にドサッとかけてまぜまぜします。
写真が汚くてスミマセン。
 
f:id:Ships:20151225104411j:image
 
味は甘くて素朴な味です。甜麺醤のような甘い味付けです。韓国独自の春醤という黒みそで味付けをしているらしいです。普通はチャジャンミョンは辛くないらしいのですが、このお店は唐辛子が入ってピリ辛味でした。
量が多くて飽きてしまうかな、と思いましたが、そんなことなく最後まで食べきることができました。なんだか癖になって病み付きになりそうな味。韓国人が大好きな理由が少し分かった気がしました。
量が非常に多いので、全部食べたらすっかりお腹がいっぱいになってしまいました。
本当は新浦洞市場で何か食べたいと思ったのですが、完全に満腹になり、諦めることにしました。
 
ソウルに帰って仕事が終わった元同居人と弘大(ホンデ)で合流。
弘大はソウルの今一番熱い街、ということで飲食店や流行のショップもたくさんあり、とても賑やかな町です。
今回は元同居人にお願いして、オギョプサルを食べられる店に連れて行ってもらいました。
f:id:Ships:20151225104456j:image
f:id:Ships:20151225104503j:image
オギョプサルは、サムギョプサルとほぼ同じようなものですが、肉に皮が付いているところが違います。サムギョプサルは脂肪と赤身で肉の層が三層になっているのでサム(3)なのですが(日本でも三枚肉といいますよね)、オギョプサルは皮まであって5層になっているからオ(5)ギョプサルというわけです。
写真で皮が付いているのが見えますかね??
 
済州島の豚肉というだけあって、柔らかく肉質もよかったです。
韓国に来たらやはり焼肉は一度は食べたいですね。牛肉ももちろんおいしいのですが、僕はサムギョプサルなど豚肉の方が好きです。
 
韓国の地元の店、という雰囲気で、月曜日にもかかわらずたくさんの人で賑わっていました。素顔の韓国を感じられるお店です。
料理もおいしく、いいお店でした。