オトコふたりの食卓

健康と、同居人(韓国人♂) との生活に彩りを少しでも添えたいと思い、できるだけ自炊+お弁当を作ることにしました。しかしその後同居人は帰国。同居人がいたことが料理をする大きなモチベーションでしたが、ひとりになっても料理を続けます。タイトルに偽りありですが、このブログの原点なのでタイトルは変えずに続けます。下手な料理ですが、少しずつでも技量が上がるといいなと思っています。

3日目も食べる!!タッカルビにブデチゲ

ソウル旅行3日目のレポートです。
前日はソウル郊外を訪れましたが、3日目はソウル市内を回りました。
仁寺洞でお土産や自分への買い物をした後、元同居人はソウルの王宮のうち、まだ僕が行ったことのない昌慶宮(チャンギョングン)に連れて行ってくれました。
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王宮自体はこじんまりとしていますが、建物の周辺は広い敷地に木々が豊富で大きな池もあり、散歩にぴったりな場所でした。
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歴史的には日本統治時代に王宮の建物が取り壊され、植物園や動物園が日本人によって作られて公園にされてしまった複雑な歴史を持つ場所ですが・・・現在は建物が再建され、かつての王宮としての姿を取り戻しています。
 
というような話はこのブログの主題ではないので、やはり食べ物に行きます。
大学路に移動し、タッカルビの店に入りました。
 
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タッカルビ!!前からずっと食べたかった料理です。
本場のものを食べたものがないにもかかわらず、ネットでレシピを調べて作り、ビミョーなものを韓国人に食べさせるということを何度もした自分にとってはいわくつきの料理。
今回初めて韓国で本物を食べることができました。
 
材料は鶏肉、キャベツ、トッポッキ、さつまいも、ねぎ。そして味付けのコチュジャンベースのタレ。
油やたれが飛び跳ねないように、鉄板の周りを囲みます。
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こんな感じになります。
おいしそう~!!
甘辛くて香ばしくて、本当においしかったです。
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こうして本場のタッカルビを見ると、自分の作ったものは明らかに汁けが多すぎますね。
本物はタレの粘度が高い。
タッカルビはあくまで焼く料理なので、煮物っぽくなってしまってはだめということですね。
材料もきっと入れすぎると水っぽくなってダメ。
また家で作った時に試してみようと思います。
 
トッピングでタンミョンと呼ばれるチャプチェで使う麺を入れました。
腰があっておいしい麺です。
 
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さらにご飯を投入してチャーハンに・・・
 
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2人分なのですが、もともと量が多いうえに、トッピングの麺とチャーハンのせいでお腹がいっぱいになりました。
この後満腹で二人とも動けず・・・午後はほとんど歩き回る元気はありませんでした。
 
お店は「ユガネ」というタッカルビ専門チェーンの店です。
日本人向けのガイドブックにも必ずと言っていいほど載っています。
チェーンだから味はどうかな~と私も元同居人も少し心配しましたが、かなりおいしかったです。
 
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午後は梨泰院(イデウォン)に行きましたが、疲れと食べ過ぎの眠気でほとんど動けず・・・カフェでうだうだ時間を過ごしました。これもまた良し。
 
そして、最後の夜はこれまたずっと本場で食べたい~と思っていたブデチゲ!!!
ホテルのある鍾路に戻って店に入りました。
 
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元同居人の趣味でトッピングでうどんを入れているのでちょっとブデチゲっぽくないですが、これはこれでおいしかったです。
今度食べるときはラーメンがいいかな。
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ソーセージとスパムの味が濃厚です。
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この店、ブデチゲとサムギョプサルの専門店で、メニューにはブデチゲ、サムギョプサル、ジェユックボックム(豚肉のコチュジャン炒め)しかありませんでした。
ジェユックボックムもどうせなら食べたかったですが・・・さんざん3日間食べまくって疲れた僕たちの胃ではたいらげるのは無理そうだったのであきらめました。
楽しみはまた次回に残しておこうと思います。
 
3日間のソウルの旅は夢のように楽しい時間でした。
ずっと食べたかったものを食べて、行きたかったところに行けて・・・いろいろとアレンジしてくれたり、お店を選んでくれた元同居人には心から感謝です。日本人だけではなかなかできない経験をさせてもらえました。
 
今度はもっとコトバを覚えて、現地の人と現地の言葉でコミュニケーションしたいですね。これから韓国語の勉強をもっと頑張りたいと思っています。